6月27日、トルコ1部のフェネルバフチェは「元トルコ代表MFエムレ・ベレゾールとの契約は更新されないことが決まった」と公式発表した。

エムレ・ベレゾールは1980年生まれの34歳。ガラタサライの下部組織で育ち、16歳でプロデビューを果たすなど、若くして多くの期待を集めたセンターハーフであった。小柄であるが、それを補って余りある闘争心と運動量を持っていることで知られた。


2001年にはイタリア・セリエAのインテルに移籍して注目を集め、その後はニューカッスル・ユナイテッドでも3シーズンプレー。2008年にフェネルバフチェと契約して帰国し、2012-13シーズンに一年だけアトレティコ・マドリーに移籍した後復帰していた。

2012年には当時トラブゾンスポルに所属していたコートジボワール代表MFディディエ・ゾコラに対して人種差別的な発言をしたということで大きな問題となり、昨年は2ヶ月半の実刑判決を受けている。

怪我やトラブルが多かった選手であるが、まだ34歳でコンスタントにプレーできる状態にあり、今季も26試合で6ゴールを決めている。

フェネルバフチェは今夏デンマーク代表DFシモン・ケア、トルコ代表DFセネル・エズバイラキル、元ブラジルU-20代表FWフェルナンダォンを獲得しており、現在コロンビア代表GKダビド・オスピナ(アーセナル)、ポルトガル代表FWナニに(マンチェスター・ユナイテッド)などにも接近していると言われている。

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