7月3日、イタリア・セリエAのインテルは「グラナダからコロンビア代表DFジェイソン・ムリージョを獲得した」と公式発表した。
契約については既に今年2月に合意されており、移籍金は800万ユーロ(およそ11億円)+ボーナス最大200万ユーロ(およそ2億7000万円)、年俸は100万ユーロ(およそ1億3600万円)であると報じられていた。
ジェイソン・ファビアン・ムリージョ・セロン、通称”ジェイソン・ムリージョ”は1992年生まれの23歳。デポルティーボ・カリのユース出身であるが若くしてウディネーゼに引き抜かれており、その後同じポッツォ・ファミリーが所有するグラナダに貸し出されてプレーした。
カディス、ラスパルマスへのレンタルを経て復帰した2013-14シーズンにはレギュラーとしてプレーし、高い評価を受けた。既にコロンビアは敗退したものの、現在行われているコパ・アメリカのメンバーにも選ばれていた。
また、同日「インテルは「バルセロナからスペイン代表DFマルティン・モントージャを獲得した」と公式発表した。
こちらの契約については1年のローンで、買い取りオプションが付随している形となっている。詳しい金額については明らかにされていない。
マルティン・モントージャは1991年生まれの24歳。バルセロナの下部組織で育ってきた選手であるが、長らくダニ・アウヴェスのサブという立場で起用され、出番が限られる状況になった。
今夏はそのダニ・アウヴェスが移籍する可能性が高いと言われていたが、最終的にバルセロナに残留したため、モントージャの立場は難しいものとなっていた。