7月3日、『WA Today』は「ウェスタンシドニー・ワンダラーズは、元オーストラリア代表MFミッチ・ニコルスを獲得した」と報じた。
ミッチェル・イアン・ニコルスは1989年生まれの26歳。2007年に入団したブリスベン・ロアで若くして大きな活躍を見せた選手で、2013-14シーズンにはメルボルン・ヴィクトリーで4-4-2のゼロトップシステムという世界にも類を見ない形の中心としてプレーしたオーストラリア屈指のテクニシャンとして知られる。
昨年はJリーグのセレッソ大阪に入団したものの日本では成功できず、半年でパース・グローリーにレンタル移籍し、今年4月に契約が解除されていた。
昨季9位と成績が低迷したウェスタンシドニーは、日本代表MF髙萩洋次郎や田中裕介、エースのトミ・ユリッチや守護神のチョヴィッチなど多くの選手との契約を延長せずを放出しており、チームを大きく変化させようとしている。
既にアンドリュー・レドメイン、スコット・ジェイミーソン、スコット・ネヴィル、ジャコブ・ペッパーに加えて元バルセロナユースの指令塔アンドレウを獲得しており、ニコルスで早くも6人目の補強となる。