5日、コパ・アメリカ2015の決勝戦が行われ、開催国チリがアルゼンチンをPK戦の末に下して初優勝を飾った。

A代表で悲願の初タイトルを狙うリオネル・メッシ擁するアルゼンチンを、首都サンティアゴのエスタディオ・ナシオナルに迎えたチリ。試合はお互いに決定機を決めきれず、PK戦へともつれ込んだ。

運命のPK戦ではチリがホームの大声援をバックに、マティアス・フェルナンデス、アルトゥロ・ビダル、チャルレス・アランギスと3人連続で成功。一方、後攻のアルゼンチンは1人目のメッシが成功したものの、続くゴンサロ・イグアイン、エベル・バネガが失敗してしまう。

そして、これが決まれば優勝という4人目で登場したアレクシス・サンチェスが、魅せた!

チリだけに“コロコロ”風のパネンカでGKセルヒオ・ロメロを見事手玉に取ったサンチェス。これによりPK戦を4-1で制したチリは、44回目のコパ・アメリカで念願の初優勝を達成。同大会8番目の優勝国となった(南米10か国で優勝がないのはエクアドルとベネズエラ)。

PK戦のダイジェスト。チリのキャプテン、守護神クラウディオ・ブラボも大きな仕事を果たした。

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