『Gazzetta dello Sport』は「イタリア・セリエAのACミランは、ゼニト・サンクトペテルブルクのベルギー代表MFアクセル・ヴィツェルの獲得に向けて交渉を続けている」と報じた。

今夏多くのクラブと噂になっているアクセル・ヴィツェル。ゼニト・サンクトペテルブルクとの契約はまだ残っているものの、クラブの親会社であるガスプロムが資源価格の下落でダメージを受けており、獲得した際の価格よりも安くヴィツェルを放出することに前向きであるという。

ゼニトが当初求めていたのは4000万ユーロ(およそ53億円)であったが、それは現在3000万ユーロ(およそ40億円)まで下落しており、かなりのディスカウントが行われている。

しかしACミランはまだ今のところ2000万ユーロ(およそ27億円)のオファーしか送っておらず、両クラブの間には1000万ユーロの隔たりがある状態だとのことだ。

ミランはまたローマのイタリアU-21代表DFアレッシオ・ロマニョーリの獲得にも動いており、そのために交渉が遅れている可能性があるとも。

こちらも選手は合意している反面ローマは3000万ユーロ(およそ40億円)を求めていると言われており、ミランにとっては厳しい交渉になっていることが予想されている。

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