St. Pauli 2015-16 Hummel Cup
独特の模様が入った赤のカップ戦用ユニフォームも同時発表。これがまたなかなかいい感じだ。
「私たちはこの新しいユニフォームコレクション、特にアウェイユニフォームにとても満足しています」と語るのは、Hummel ドイツのイェンス・ビネクCEO。
ザンクト・パウリは長年にわたり同性愛差別に反対しており、2013年には性の多様性への支持を象徴するため、レインボーフラッグをホームのミラントア・シュタディオンに掲揚することを決めたほどだ。
「私たちはクラブの同性愛差別反対を支持し、ドイツ中にこの問題への意識が高まるようにコミットメントしていきます。もしかすると、ドクロマークのフラッグがこのチームのシンボルのように思われているかもしれません。しかし、ザンクト・パウリとそのサポーターの持つカルチャーにとって真に重要な価値とは、体制に迎合せず、一人ひとりを尊重する勇気を持つ姿勢にほかならないのです」
「私たちが求めてきたことであり、誇りに思えることを表したこのユニフォームが、ザンクト・パウリをまた他のクラブとは違うユニークなクラブにしてくれると思います。そういうわけで、今回のユニフォーム発表は、大きなイベントや派手なキャンペーンを行いませんでした。そのカラーが物語るものに任せようと思ったのです」