ついに発表されたFWクリスティアン・ベンテケのリヴァプール移籍。

3250万ポンド(およそ62億円)とも報じられる移籍金はリヴァプール史上2番目に高いものであり、クラブとしての期待の高さが窺い知れる。

ベンテケがアストン・ヴィラで残したインパクトは周知の通りである。プレミアリーグ移籍後3年連続で2桁得点を達成しており、世界を代表するストライカーへと成長した。

さて、そんなベンテケに関して英国『Sky Sports』がこんなデータを紹介していた。

こちらは、2012年9月15日以降の3年間において、プレミアリーグで最も得点を取った選手のランキングである。

2012年9月15日というのは、ベンテケがアストン・ヴィラで初出場を飾った日である。ベンテケのヴィラ移籍が発表されたのは8月31日。そのため、9月の中旬になってようやくプレミアリーグデビューを果たしたのだが、そこから3シーズンのゴール数はセルヒオ・アグエロやルイス・スアレス、ロビン・ファン・ペルシーに次ぎ4位であるという。

これはオリヴィエ・ジルーやウェイン・ルーニーといったプレミアリーグを代表するストライカーを上回るものであるそう。プレミアリーグの開幕は8月の中旬であるため、本当は2012年の8月からカウントしないといけないのだが、それでもベンテケがコンスタントにゴールをあげている事実に違いはない。

2012-13シーズン:34試合 19得点
2013-14シーズン:26試合 10得点
2014-15シーズン:28試合 13得点
合計:88試合 42得点

ヴィラ時代、プレミアリーグ通算88試合42得点を叩き出したベンテケ。2012-13シーズンから2014-15シーズンにかけて、3年連続2桁得点を達成したのはベンテケの他にわずか5人しかいない。

『Sky Sports』では、リヴァプールに在籍するストライカーとベンテケの2014-15シーズンの成績を比較したものも紹介。

ゴール数やチャンス創出数を見ても、ベンテケにかかる期待は人一倍大きそうだ。

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