「クロアチアのメッシ」の呼び声高きタレント、アレン・ハリロヴィッチ。
19歳ながら2014年ワールドカップ後にはクロアチア代表にも主力として招集されており、そのポテンシャルの高さは日本でも知られつつある。
そんなハリロヴィッチは昨年夏、ディナモ・ザグレブからバルセロナへと移籍していた。
トップチームでの出場はコパ・デル・レイでの1試合のみであり、主にバルセロナBでプレー。29試合に出場し4得点をあげるなどまずまずの出場機会を得たが、チームは5年ぶりとなる3部リーグへの降格が決定している。
2015-16シーズンこそトップチームでのプレー機会を増やしたいハリロヴィッチだが、昨年同様プレシーズンツアーではトップチームに帯同している。
先日行われたLAギャラクシー戦ではラフィーニャに代わり70分から途中出場したのだが、そのメッシっぽいボール運びは健在だった。
決定機こそなかったが、00:52からは見事なフリーランで相手の背後に走りこむ。また、01:16からのボールタッチと相手の交わし方はメッシそっくりであり、才能の片鱗を見せた。
試合はルイス・スアレスとセルジ・ロベルトのゴールでバルセロナが2-1で勝利している。