7月24日、『Gazzetta dello Sport』など各メディアは「アジアツアーを行っているローマの5選手がインドネシアの空港で税関を通過できず、イタリアに帰国することになった」と報じた。

先日インターナショナル・チャンピオンズカップのオーストラリアラウンドに出場していたローマ。大会終了後はイベントのためにインドネシアを訪れることになっていた。

しかしその途中、税関で止められたジェルヴィーニョ、セイドゥ・ドゥンビア、ビクトル・イバルボ、アントニオ・サナブリア、アデム・リャイッチの5名がインドネシアに入国出来ず、最終的にはイタリアに一足早く戻ることになったという。

なお彼らが入国できなかった理由については詳しく明かされていないとのことだが、『Gazzetta dello Sport』は「特定の文書が存在しなかったため」と報じている。

イタロ・ザンジ
(ローマCEO)

「我々は空港で不幸な状況に見舞われ、とてもイライラさせられた。5名の我々の選手が入国することを許されなかった。

彼らは今ローマに戻っている最中だ。本当に残念なことだ。我々がこの時に向けて行ってきた準備を考えるとね。

インドネシアの地元のサッカーにはいくつかの問題があるものの、我々は『ASローマ・インドネシアデー2015』を組織し、そこに完全なチームを持って行きたかった。

残念ながら、今の状況はそうではないし、選手にとってもクラブにとっても肯定的なことではない。ここで求められているあらゆることをやってきた。しかし重要なのはインドネシアのファンだ。なぜならそれこそがここに来た理由だからだ」

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