ついに8月1日(男子は2日)に中国で開幕を迎える2015年東アジアカップ。

スケジュールの問題で「スター不在の大会」とも言われているが、逆に言えば各チームが新しい顔を加えており興味深いという点もある。

欧州で重要な存在になっている選手を呼べないことを前提として、どれだけテストの要素が入っているかを今回も「本気度」として採点していきたい。

編集部Kの採点

北朝鮮代表の本気度はズバリ…「95点」です。

※北朝鮮代表の招集メンバーはこちらから

編集部Kのコメント

2010年ワールドカップに出場し、チョン・テセの号泣が世界中の話題を攫った北朝鮮。その後はやや苦しみ、2011年アジアカップGL敗退、ワールドカップ3次予選敗退、2015年アジアカップGL敗退と結果は出ていない。


前回の東アジアカップでも予選でオーストラリアの後塵を拝しており、本大会に出場していない。もしかしたら、2012年のAFCチャレンジカップで優勝して早々に3年後のアジアカップ出場権を獲得したため、公式戦の機会が少なかったことも影響したのかもしれない。

しかし、1月のアジアカップを終えた後の北朝鮮はまさに絶好調なのである。

5月のインターナショナルマッチウィークで2試合を戦い、進境著しいベトナムとタイを相手にアウェーで1勝1分け。

6月のワールドカップ予選ではイエメンに0-1で勝利(後に相手の違反で0-3扱いに)を収めると、16日のウズベキスタン戦ではホームで驚きの4得点。そこには日本も苦しんだ金日成スタジアムのブーストが効いていたとも言えるが、アウェー2回、中立地1回も含めて4試合負けなし。さらに8得点3失点という内容である。

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