パク・クァンリョン
今大会の4チームで唯一の欧州組であり、スイス2部のビール・ビエンヌに所属している。技術的にはそれほど高くはないものの、とにかくフィジカル的な素養に長けた選手だ。
豊かなスピードと勢いある仕掛け、頑健なフィジカルに加え、圧倒的な空中戦の強さを備えているなど、ここ数年北朝鮮の前線には欠かせない存在となっているストライカーだ。
リ・ミョングク
2010年ワールドカップ予選から守護神として絶対的な存在であり、このチームで最年長となったベテランGK。以前と違ってサブの選手もユース年代で実力を示した者が多くなってきたが、まだ北朝鮮ナンバーワンGKといえば誰もがリ・ミョングクの名をあげる。
時にミスを犯すこともあるが、「当たり」の日は飛んでくるシュートをことごとくはじき出す。受け身になることが多くなるであろう今大会では、彼の活躍は欠かせない。先日存在感を見せたシンガポール代表GKイズワン・マフブードのように、神が下りてくる可能性はあるだろう。
動画の有無の関係上ピックアップできない選手が多く知名度優先の選出になってしまったが、サイドのキーマンであるロ・ハクス、パク・クァンリョンの周りでテクニックを見せるリ・ヒョクチョル、勢いのある左サイドバックのカン・ククチョルなども注目だ。もちろんJリーガーのリ・ヨンジ、アン・ビョンジュンの活躍も期待したいところである。