チェルシーとアーセナルの対決となった今年のFAコミュニティ・シールド。軍配は後者に上がった。

チェルシーはポゼッションでは57パーセントと相手を上回ったものの、アレックス・オックスレイド=チェンバレンの一発に沈んだ。

試合後、ジョゼ・モウリーニョ監督はこう述べていた。

「我々が最高のチームだった。よりイニシアチブがあったし、ボールポゼッションによって試合をコントロールしていた。アーセナルは10人で守っていた。ラインの前に全員を置いて、よく組織されていた。彼らにおめでとうを言うよ」

祝辞を送りつつ、しっかりと皮肉も入れているようであったが、実はその裏でこんなシーンもあった。

アーセナルの選手ひとりひとりと手を取り合うモウリーニョ。『BT Sport』によれば、優勝した相手選手たちを祝うためにその場に残っていたそうだ。

なんというツンデレ?口で相手を讃えることはできても、実際このような行動に移すのはなかなか難しいはず。モウリーニョのモウリーニョたる所以だろうか。

【厳選Qoly】東南アジア最強を決める三菱電機カップで日本出身選手が躍動!活躍する日本出身の5選手を紹介