8月3日、フランス・リーグアンのリヨンは「マンチェスター・ユナイテッドから、ブラジル代表DFラファエウ・ダ・シウヴァを獲得することが決定した」と公式発表した。

メディカルチェックは本日行われる予定で、その結果を待って正式なサインが行われる見込みとなっている。

契約期間は4年になると推測されており、移籍金は250万ポンド(およそ3.4億円)になるとメディアでは報じられている。

ラファエウ・ダ・シウヴァは1990年生まれの25歳。フルミネンセの下部組織時代にマンチェスター・ユナイテッドのスカウトを受け、兄弟のファビオ・ダ・シウヴァとともに2008年に英国へと渡ったサイドバックである。

18歳での入団であったが初年度から出場機会を獲得。しかしこれまでの7シーズンでレギュラーを獲得することは出来ず、時折輝きは見せるものの絶対的な存在感の発揮には至っていなかった。

リヨンはクリストフ・ジャレ、コランタン・トリッソ、メフディ・ゼファーヌ、ランゼイ・ローズと右サイドバックをこなせる人材がいるが、トリッソは中盤、ローズはCBに近年固定されており、ゼファーヌは伸び悩みが目立っている。

チャンピオンズリーグと平行して戦うということを考えれば、若手が多いリヨンにとっては大きな補強の一つになりそうだ。

【次ページ】リヨンの別の動きは?