プレミアリーグとともに今週末開幕を迎えるフランス・リーグアン。現在はパリ・サンジェルマンが席巻しているが、10年前は絶対王者といえばリヨン。前人未踏の7連覇はまだパリ・サンジェルマンも到達していない地平である。

では、10年前のリーグアン制覇を成し遂げたリヨンのメンバーは今どうしているのだろうか? 調べてみよう!

GK:グレゴリ・クペ

現所属:引退

世界屈指の安定感でリヨンの黄金期を作り上げた守護神。2008年にアトレティコ・マドリーに移籍するも成功できず、その後PSGに加入した。

晩年は大きなケガにも苦しみ2011年限りで引退。メディアで仕事をしていたが、今夏指導者への転身を発表した。

GK:レミ・ヴェルクトル

現所属:カーン

2002年にモンペリエから加入し、昨年までリヨンに所属。2012-13シーズンはロリスの退団によってレギュラーを掴んだが、その後アントニ・ロペスの台頭でサブに戻ってしまった。

昨夏慣れ親しんだリヨンを離れてカーンに移籍し、リーグアンでフル出場を果たしている。

DF:フランソワ・クレルク

現所属:サンテティエンヌ

この年トゥールーズからのレンタルバックでトップチームに所属し、レヴェイエールとディアッタの不在時にリヨンでのデビューを果たして騒がれた。

後に右サイドバックのポジションを失い、ウイングでも試されたが、リヨンでは結局大きなケガもあって定着できず。無所属の期間を経て2010年にニースへ移籍している。

レイモン・ドメネク監督に寵愛される、クラブでレヴェイエールのサブなのに代表に招集されるという逆転現象が起こっていたことでも有名。

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