英国『Sky Sports』が面白い調査結果を公表していた。イギリスの118地区における50,000戸で、どのプレミアリーグのチームが最も視聴されているかを調べたというもの(ライブ放送を3回以上視聴)。

その結果、顕著だったのはマンチェスター・ユナイテッドの強さ。地元マンチェスターとそのほか48地区で最も多く視聴されていたそう。ユナイテッドはライバルのひとつであるリーズ地区や、サンダーランドやストーク=オン=トレントなど地元にプレミアリーグを戦うクラブがある地区も“支配”。

その他、チェルシーとリヴァプールがスコットランドにおいて支配的で、アーセナルは南東部で強さを発揮。そして、アウター・ヘブリディーズ(スコットランド西岸の島々)ではレスターが視聴されている。

“マンチェスター・ユナイテッドファンはロンドンに住んでいる”という常套句は当てはまらない結果となり、首都で強さをみせたアーセナルが全体2番目となる33地区を“制圧”したそう。南東部でも圧倒的な支持を得ているアーセナルはロンドンでは北部、北西部、東部、南東部、北西部、西部を“支配”した(ロンドン東中部と西中部の結果は不明とのこと)。

そして、その次に多かったのはリヴァプールで21地区。そのリヴァプールとともにスコットランドで強かったのがチェルシーで、地区数は8という結果だった。

Sky Sportsの担当者、マシュー・ロヴァーツ氏は今回の調査結果についてこのように述べている。

「我々の顧客が楽しんでることと求めていることが分かるので、このデータはSky Sportsにとって非常に貴重です。そして、この結果はいくらかの興味深い驚きと地域的なトレンドも弾き出しました。

アーセナルは南東部でかなり支配的で、スコットランドのいくつかのエリアは他のどのプレミアリーグのチームよりもチェルシーを観ることを楽しんでいます。その一方、マンチェスター・ユナイテッドとリヴァプールはイングランド、ウェールズ、スコットランドの全域においてかなりサポートされています」

・118地区で最も視聴されていたチームの内わけ

マンチェスター・ユナイテッド:49地区
アーセナル:33地区
リヴァプール:21地区
チェルシー:8地区
ニューカッスル:3地区(ダラム、ラーウィック、地元ニューカッスル・アポン・タイン)
レスター:2地区(地元レスター、アウター・ヘブリディーズ)
スウォンジー:1地区(地元スウォンジー)
WBA:1地区(地元ダドリー)

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