イギリスの『Daily Mai』が17日、「プレミアリーグの選手たちは白いスパイクを好んでいる」という記事を掲載。

今月13日から16日にかけて行われたプレミアリーグ第16節において各チームの先発選手を元に調査を行ったところ、実に47.7%!、ほぼ半数の選手たちが白のスパイクを履いていたと報じ、日本のメディアでも同様に伝えられた。

2番目が緑(16.4%)、3番目に黒(15%)とのことだが、そこには一つ、大きな落とし穴がある。

というのも、プレミアでも多くの選手と契約しているスポーツメーカー、Nikeが今月から提供しているサッカースパイクが、これらだからだ。

Nikeはプレースタイル別に「マーキュリアル」「ハイパーヴェノム」「マジスタ」「ティエンポ」という4サイロのスパイクを展開しており、この冬のモデルとして今月発売された「シャインスルー」カラーのスパイクは、いずれも白!

プレミアリーグ全体では、2014-15シーズン開幕時点で半数以上の選手がNikeのスパイクを履いており(※今回は16節の先発11人に関する調査)、白が多くて当たり前なのである。

2番目に緑が多いというのもやはり、adidasの主力モデルである「アディゼロ F50」「プレデター インスティンクト」が現在、「スーパーナチュラル」というパッケージでいずれも緑ベースのカラーを採用しているため。Pumaの主力モデルの一つでマリオ・バロテッリなどが履いている「エヴォパワー」も今は緑を使っている。

彼らのような大手メーカーは大体3か月ごとにニューカラーを発表し、契約選手たちも当然新しいモデルへ一斉に履き替えることから、“流行色”も3か月ごとにコロコロ変わるのだ。

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