昨季序盤戦で最下位に沈んだヴェルダー・ブレーメンだが、最終的に10位でフィニッシュすることができたのは間違いなくウクライナ人指揮官の手腕によるものだろう。

クラブOBで現役時代ウクライナ代表としても活躍した45歳のスクリプニク監督は、昨年10月にロビン・ドゥット監督の解任を受けてBチームから昇格。見事チームの立て直しに成功し、終盤はヨーロッパリーグの出場権争いを演じた。

プレシーズンでも移籍したフランコ・ディ・サントに代わるストライカー、ナイジェリア代表のアンソニー・ウジャーがさっそくフィット。ザルツブルクに4-0、セビージャに3-1 、ウェストハムに2-1など、8日に行われたDFBポカール1回戦を含め9勝2分と調子の良さが目立っている。

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ブレーメンは昨季終盤に懐かしい感じの新しいホームユニフォームをお披露目。それに続くアウェイは紺を基調にオレンジをアクセントとして配したデザインとなっている。

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