ルーマニアの『sportexclusiv』や『Dolce Sport』、トルコの『milliyet』等のメディアは、「ルーマニア1部アストラ・ジュルジュでプレーする瀬戸貴幸がトルコ1部オスマンルスポルへ移籍する」と報道している。

記事によれば、オスマンルスポルは瀬戸とアストラとの契約に含まれている30万ユーロ(およそ4100万円)のバイアウト条項を行使し、違約金を払う構えであるという。

オスマンルスポルは元々、アンカラスポルの名前で知られてきた。しかし、2009年夏にアンカラスポル名誉会長の息子アフメト・ギョクチェキがライバルチームのアンカラギュジュの新会長に就任したことが原因で八百長問題に発展、強制降格処分となっていた。

リーグ不参加期間を経て、2013-14シーズンに復帰。2014-15シーズンにトルコ2部リーグで2位の結果を残し、今シーズンより1部リーグに昇格していた。

それだけに今季にかける意欲は相当なもので、これまでセネガル代表MFパパ・エンディアイをボド・グリムから、ルーマニア代表MFガブリエル・トルジェをウディネーゼ(昨シーズンはコンヤスポルへレンタル)から獲得している。

瀬戸は2007年にアストラへ加入し、これまでリーグ200試合以上に出場。

今季はこれまでリーグ戦5試合、ヨーロッパリーグ予選にも出場しているが、12日のステアウア・ブカレスト戦には出場していなかった。『Dolce Sport』は、トルコへメディカルチェックへ行ったのではないか?と報道している。

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