リヴァプールを率いるブレンダン・ロジャーズ監督の構想外となっているとされているマリオ・バロテッリ。

現在はファビオ・ボリーニ、ホセ・エンリケとともにファーストチームから離れてトレーニングを行っており、もはや退団するしかない状況に置かれている。だが、もしリヴァプールに残留し2年目を迎えることになれば、ボーナスを得ることになりそうだと、『guardian』が伝えている。

昨年夏にミランからリヴァプールへ加入する際、バロテッリの給与は50%カットされたというが、諸々の条項を満たすことでその額は週給8万ポンド(およそ1554万円)になるという。

また、彼の代理人ミーノ・ライオラは3年契約(4年目はリヴァプール側にオプション)を結ぶ際に、忠誠を示すことで得られるボーナス(loyalty bonus)についても交渉していたそう。もし9月1日までバロッテリが移籍をしなければ、そのボーナスのうちひとつが支払われることになる見込みだという。その額は6桁(数十万ポンド=およそ1942万円以上)だとされている。

バロテッリに対してはサンプドリアやボローニャなどイタリアのクラブが関心を示していたが、夏の初めにライオラはこの移籍市場において彼がリヴァプールを去ることはないだろうと述べていた。なお、イタリア方面からの関心がオファーにまで進展することはなかったともされている。

リヴァプール側としてはローンでの放出にも備えることになるだろうとされているものの、バロテッリはイタリア復帰に関心を示していないとのことだ。

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