8月13日、ブラジル全国選手権2部のモジ・ミリンは「元ブラジル代表FWリヴァウドは、15日のルヴェルデンシ戦を最後に現役を引退する」と発表した。
リヴァウドは1972年生まれの43歳。かつてバルセロナでめざましい活躍を見せたことで知られるブラジル代表のレジェンドであり、2度のワールドカップに出場するなどの歴史を残してきた選手である。
まだ現役を続けていた2008年に古巣でもあるモジ・ミリンの会長となり、後に選手としても入団。息子リヴァウジーニョとチームメイトになるなど大きな話題になっていたが、昨年3月に現役引退を発表し、12月にはクラブの所有権も手放した。
そんな中で今年6月に驚きの現役復帰を発表し、マカエ戦では息子と同じ試合でゴールを決めるなど大きな話題を集めたものの、怪我を抱えている右膝の状態が思わしくなく、今夏改めてピッチを離れることを決めたという。
なお、リヴァウドは今後不動産開発業と選手のエージェント業を行う予定となっており、実業家として新たなキャリアをスタートさせる。
リヴァウド
「薬を使用すれば、試合中の痛みについては我慢できる。しかし、その効果が消えた後、痛みは遥かに増してしまうんだ」