『Sport360』や『L'Equipe』は「元アルゼンチン代表監督のアレハンドロ・サベーラ氏は、サウジアラビア代表監督就任のオファーを断った」と報じた。
1月に行われたアジアカップではルーマニア人指揮官コズミン・オラロイウ監督の下で戦ったサウジアラビアであるが、元々アル・アハリとの兼任という形であったため大会後に辞任。
半年間以上監督不在という状況で戦ってきた中で、先日アレハンドロ・サベーラ氏の招へいが決まったと大きく報道されていた。
しかしそれから半月以上が経過したところで、アレハンドロ・サベーラ氏側がそのオファーを断ったことが明らかにされた。
アレハンドロ・サベーラ氏は昨年行われたワールドカップでアルゼンチン代表を準優勝に導く結果を残し、大会中にはラベッシに水をかけられたり、チャンスを逃した後に倒れかける場面で話題になった。その後チームを離れ、現在はフリーの状態にある。
サウジアラビアからはかなりの価格のオファーが舞い込んだと考えられているものの、サベーラ氏側はどうやら中東で指揮を執ること自体を拒否しているとのこと。
彼は2011年にアルゼンチン代表監督になる前、アル・ジャジーラ(UAE)の指揮官に招へいされたことがあるが、一度の練習も行うことなく辞任している。
なお、サウジアラビアはセカンドオプションとしてチリ代表でコパ・アメリカを制覇したホルヘ・サンパオリ氏、マルセイユを退任したマルセロ・ビエルサ氏を候補として交渉に臨む意向を示しているとのことだ。
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