『24HORAS』など各メディアは「サウジアラビア代表チームは、新たな監督にアレハンドロ・サベーラ氏を招へいすることが決定した」と報じた。
今のところサウジアラビアサッカー協会からは公式のアナウンスが出されていないものの、メディアの情報によれば既に契約は行われているようである。
契約期間は2018年ワールドカップまでの3年間となったとのこと。
アレハンドロ・サベーラ氏は1954年生まれの60歳。指導者としてはアシスタントの時期が長かったものの、2009年にエストゥディアンテスのヘッドコーチを務めたのを皮切りに監督としてのキャリアをスタートさせた。
2011年からはセルヒオ・バティスタ氏の後を継ぐ形でアルゼンチン代表の監督に就任し、絶対的スターであるメッシをうまく使うチームを構築し、ワールドカップ準優勝を成し遂げた。
また、彼自身のキャラクターにも大きな注目が集まり、ラベッシに明らかに水をかけられていたり、惜しいチャンスを逃した後に倒れそうになった場面などがメディアを沸かせていた。
サウジアラビア代表チームは1月にコズミン・オラロイウ監督の下でアジアカップに出場していたが、アル・アハリとの兼任であったためその後指揮官が不在になっていた。
暫定的にファイサル・アル・バディーン氏が指揮を取りつつ、ミシェル・プロドームとマルセロ・ビエルサ氏を候補として動いていたものの、その交渉に失敗している。
そして今回オラロイウ氏の辞任から7ヶ月が経ち、ようやく正式な指揮官が決まることになった。ビエルサ氏に対しては年俸13億円という破格の給与を提示していたと言われており、サベーラ氏の報酬額もちょっと気になるところだ。
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