昨日柏レイソルが広州恒大に1-3と敗れ、ベスト4進出が厳しい状態となってしまったAFCチャンピオンズリーグ。ベスト8の2日目はJリーグ勢のもう1チーム、ガンバ大阪が韓国に乗り込んで全北現代と対戦した。

試合は序盤から我慢の展開に。全北は高い位置でブロックを形成してプレッシャーをかけ、パス回しを止め、そしてサイドからシンプルに攻撃を組み立てる。

前にボールを運ぶことが出来ず、そしてレオナルドのスピードに丹羽が苦戦し、押し込まれる時間帯が長く続くことになった。

30分を過ぎるとガンバの時間帯が時に現れるようにはなったが、それでも苦しい展開は変わらず。後半に入っても互角以上にはならず、全北がルイス・エンリケを投入してきた終盤には立て続けにピンチを迎えることになった。

だが、ガンバにとって僥倖だったのはこの中でシュートがあまり枠に入らず、そして東口のセーブが所々で失点を防いだこと。

その結果、我慢の展開の中でガンバ大阪は90分無失点で凌ぎきることに成功。難しくなりがちなアウェーゲームをスコアレスドローに持ち込み、決して悪くない結果を手に入れたとも言える。

なお、セカンドレグは9月16日に行われる予定となっており、ホームで戦うガンバ大阪は勝利すればベスト4への進出が決定する。


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