9月2日、『Bein Sports』はアーセナルの監督を務めているアーセン・ヴェンゲル氏のインタビューを掲載した。
今夏のマーケットでは多くの噂が飛び交ったものの、最終的には欧州で唯一フィールドプレーヤーの獲得がないという状況になってしまったアーセナル。
衝撃的な結果にティエリ・アンリなどレジェンドからも悲しむコメントが発表されており、今季は苦しいシーズンになるとも予想されている。
しかしアーセン・ヴェンゲル監督は今夏の動きには満足していると話し、チームを強化できる選手を見つけることが出来なかったと話した。
アーセン・ヴェンゲル
(アーセナル監督)
「それは、お金が現時点でなくなっているということではない。投資をするという意思を失ったというわけでもない。ビッグクラブを強化する場合に、それが可能な選手の数という話なんだ」
「(投資には満足している?)
イエスだ。毎回そうだ。私はサンチェスを買った。エジルを買った。チェフを買った。ガブリエウを買った。ドゥビュシも。選手を見つければ、誰もがそれに投資しなければならない。
その際の問題は、必ずチームを良くしてくれるかどうか、その保証を見つけることなのだ」
「(マンチェスター・ユナイテッドにはアントニ・マルシャルが移籍した)
昨晩起こったことを例えにしよう。アントニ・マルシャルはモナコにいた。モナコはマルシャルをマンチェスター・ユナイテッドに8000万ユーロ(およそ108.6億円)で売ったと聞いている。
マルシャルはフランス・リーグアンで11ゴールを決めた。それが完全に物事を表している。
その例は、昨晩誰もに理解させた。マルシャルは巨大な才能であり、彼はまだ19歳だ。そして、投資もあまりにも巨大だ。
それは皆に明らかにさせた。チームを強化することが出来る選手は、世界に多くはないのだと」