ローマのボスニア・ヘルツェゴビナ代表MFミラレム・ピャニッチは先日のユヴェントス戦において完璧なフリーキックを決めてみせた。

『Opta』によれば、2011-12シーズン以降のセリエAでピャニッチが決めたFKによるゴールは8。12ゴールのアンドレア・ピルロ（現ニューヨーク・シティFC）、9ゴールのフランチェスコ・ローディ（現カターニャ）に次ぐ3番目の記録だという。

ただ、ある値にすると、ピャニッチはピルロらを超えてNo.1に躍り出るようだ。『corriere dello sport』が伝えている。

それによれば、フリーキックで決めたゴールをパーセンテージにすると、ピャニッチの12.6％がトップになるという。つまり、ピャニッチはFKを10本蹴ると1本以上は決めている確立になる。

対象としているのは、2011-12シーズン以降のセリエAにおいて、最低20本以上のフリーキックを枠内に飛ばした選手だそう。パーセンテージにすると、ローディは2位。それにわずかの差で迫っているのが、ダニエレ・コンティ（元カリアリ）だとしている。

なお、ネット上ではこんな画像も話題になっている。

これを見ると、『corriere dello sport』が伝えているように、ピャニッチは63本中8本（12.6％）、ローディは80本中9本（11.2％）、コンティは54本中6本？（11.1％）という値になっている。そして、ピルロは106本中12本で4位タイの10.3％だそうだ。

データ面からも現役屈指のフリーキック職人と証明されたピャニッチ。

本人は「（FKの秘密は）ない。練習さ。でも、軌道じゃない。それは頭の中にある。距離は分かっているからね。精度を改善するだけ」などと語っているとか。

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