9月5日、マレーシアサッカー連盟は「辞任したダラー・サラー前監督の後任として、U-23代表のオン・キム・スウィー氏を暫定監督とする」と公式発表した。

先日行われたワールドカップ予選でUAEを相手に10-0という歴史上最多失点での大敗を喫したマレーシア。チームを率いていたダラー・サラー氏は国内に戻るやいなやその責任を取り辞任を発表した。

数日後に試合を控える中、マレーシアサッカー連盟はU-23代表を指揮していたオン・キム・スウィー氏を暫定的に指揮官に据え、サウジアラビア戦を戦うことを決定した。

RASMI: Datuk Ong Kim Swee dilantik pengendali sementara skuad kebangsaan selepas Dollah Salleh letak jawatan, semalam http://bit.ly/1O3djt3
Posted by Football Association of Malaysia (Official) on 2015年9月4日

オン・キム・スウィー氏は1970年生まれの44歳。A代表にも入っていたMFであったが怪我のために28歳で引退を余儀なくされたという経験を持っている。

2009年にマレーシアU-19代表の監督に就任して以来、連盟子飼いのコーチとしてユースのカテゴリを指導する一方、2013年には今回と同じようにA代表の暫定監督を務めたこともあった。

全くの余談ではあるが、彼は少年時代からのアーセナルファンであり、アーセン・ヴェンゲル監督を愛している筋金入りのグーナーであることで有名。2009年にはマレーシアを訪れたヴェンゲル監督と直接対面することに成功している。

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