8日、ユヴェントス・スタジアムでユヴェントス・レジェンズ対ボカ・ジュニオルス・レジェンズによる「第2回ユネスコカップ」が開催された。

この試合は、紛争が続くマリや中央アフリカといった国々の子供たちを救うために計画されたチャリティマッチ。両チームのレジェンドたちが試合を行い、その売り上げが両国の子供たちを救うプロジェクトに提供される。

ユヴェントス・レジェンズにはチーロ・フェッラーラやファブリツィオ・ラヴァネッリ、エドガー・ダーヴィッツといった選手が、ボカ・レジェンズにはロベルト・アボンダンシエリやマルティン・パレルモといった懐かしのメンバーがそれぞれ出場。

試合は1-1で終了しPK戦の末ボカ・レジェンズが勝利したのだが、この試合でユヴェントスがあげた得点はユヴェンティーノが熱くなるようなコンビネーションから生まれた。

マウロ・カモラネージ→パヴェル・ネドヴェド→ダヴィド・トレゼゲ!

そう、2000年代のユヴェントスを支えた名プレーヤーたちによるパス交換から、最後はトレゼゲがゴールをこじあけたのだ!

2001-02シーズンからリーグ連覇を達成し、2002-03シーズンにはUEFAチャンピオンズリーグで決勝に進出した。後にカルチョ・スキャンダルが発覚しチームはセリエBに降格したが、これら3選手はいずれもチームに残留しチームのセリエA昇格に尽力した。

3選手は全員現役を引退しているが、かつて身にまとったユニフォームに袖を通し、再び同じチームでプレー。まるで全盛期を思わせる連携で、多くのファンに興奮をもたらした。

【Qolyインタビュー】J2ジェフユナイテッド千葉DF岡庭愁人が母校の先輩からもらった言葉…未知のコンバートを乗り越え「熱くて、強い選手になる」