9日に行われた第24節、アトレチコ・パラナエンセ戦での見事な連続セーブはCBF(ブラジルサッカー連盟)でも取り上げられた。

トレードマークの髭も健在!

フィゲイレンセは現在20チーム中16位に沈んでおり、失点数は下から数えて3番目に多い。

にもかかわらず、アレックスはここまで国内最大のテレビ局グローボが選定する節ごとのベストイレブンに複数回選出されており、残留が目標の地方クラブにあって非常に高い評価を得ているのだ。

それを裏付けるように、フォロワー数が約13万人の『Olé do Brasil』は、

「アレックス・ムラーリャ(国内ではこの登録名で知られている)は間違いなく、今年のブラジル全国選手権で最高のGKの1人です…」

とツイート。他に「アレックス>>>ジェフェルソン」、「アレックスはマルセロ・グロイより上だ」と、現役ブラジル代表のGKと比較するものもあった。

それが正しい評価であるかは分からないが、ほんの数年前まで無名だった彼が現在、国内で名の知られた存在になっているのは確かなようだ。それはもしかしたら日本での経験が役立っているのかもしれない。

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