9月15日、『Getfootballnews』は「ウェストハム・ユナイテッドのフランス代表MFディミトリ・パイェットは、ディディエ・デシャン代表監督の要求が理解できないと話した」と報じた。
今夏マルセイユからウェストハムへと移籍し、プレミアリーグ初年度からめざましい活躍を見せているパイェット。フランス人選手の中でもトップクラスのプレーをしていると言われている。
しかしその反面、中盤にキャバイ、マテュイディ、ムサ・シソコ、ポール・ポグバ、モルガン・シュナイデルリンとタレントが多いフランス代表では招集すらもままならない状況で、存在感を見せられていない。
『Canal Football Club』に出演したパイェットは、インタビューで「正直に言えば、監督の要求が理解できない」と明かした。
ディミトリ・パイェット
(ウェストハムMF)
「(ウェストハム・ユナイテッドの第一印象はどうだった?)
とりあえず驚いたよ。.メンバーの質に驚いた。このクラブには大きな野心があり、新しい監督とはとりわけ多くの話をした。移籍がとても迅速に行われたのは事実だね」
「(マルセイユとの契約延長は可能だったの?)
会長との交渉があったかと言えばイエスだ。しかしマルガリータ(マルガリータ・ルイ・ドレイフス オーナー)はそうではなかった。
僕はマルセイユに全てを尽くしてきた。そして、今日では自分が求めていた全てを達成することが出来たと言える。
自分では、昨季は僕のキャリアでベストシーズンだったと思っている。アシストランキングでも最上位で終わることが出来た。この移籍はマルセイユの財政面を改善させたし、誰もが幸せになったと思う」
「(マルセロ・ビエルサ監督との関係は?)
とても、とても良かったよ。なぜなら彼は全てのことを明確に説明してくれたからだ。彼は僕に要求した。集中力を失うな、練習に集中しろ、あらゆる小さなことについても。
彼はチームの全員に対してそうだったが、僕についてはちょっと違った感じだった。彼は僕を求めていることを見せていた。彼にとって最も重要だったのは、僕が常に100%を出せるかどうかだったように見えた。
会長の話によると、ビエルサは数人の選手をキープしたかったようだ。その中に僕が入っていたかは分からない。そして、それがマルセイユを辞任することに影響したかどうかも分からないよ」
「(ディディエ・デシャン代表監督は?)
彼はメンバーを招集するときに2度話した。彼は、僕が代表チームでプレーするためには、より多くを求めているようだ」
「(他の選手よりも難しい?)
そうだね。そう思う。正直に言って、僕はデシャン代表監督が本当は何を求めているのか理解するのに苦しんでいるんだ。
自分にとって、今はおそらく僕の全てを見せているし、キャリアの中でもベストな調子を保っている。僕は彼がこれ以上何を求めているのかが分からない。
もちろん、僕は常に改善しようとしている。でもそれは全体的な話であって、僕はまだ上手く理解できずにいるよ」