『The Inquirer』は「元リベリア代表FWで上院議員を務めているジョージ・ウェアの息子がパリ・サンジェルマンに入団した」と報じた。

ジョージ・ウェアはかつてモナコやパリ・サンジェルマン、ACミランなどで活躍したリベリア代表ストライカーで、アフリカ出身の選手でありながらもバロンドールを獲得(1995年)した唯一の人物である。

引退後は大統領選挙に立候補するなど政治活動に転身し、アメリカの大学で数年間学んだ後、昨年リベリアの上院議員に当選している。

彼には3人の息子がおり、28歳になるジョージ・ウェア・ジュニアも今年6月にリベリア代表に初選出されるなどサッカー選手としてプレーしている。

今回パリ・サンジェルマンに加入したのは末っ子のティモシー・ウェア。アメリカ生まれでそちらのU-15代表経験を持っている15歳のストライカーである。

以前はチェルシーでもトライアルを受けたことがあったが落選しており、今回父親の古巣でもあるパリ・サンジェルマンとの契約に成功した形となった。

なお、契約時には父であるジョージも同席していたとのこと。ちなみに上記のジョージ・ウェア・ジュニアも昨年はPSGのセカンドチームに所属していた。

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