9月15日、『BBC』など各メディアは「リヴァプールFCの本拠地アンフィールドで無人飛行機(ドローン)を飛ばしていたナイジェル・ウィルソン氏の裁判が行われ、1800ポンド(およそ24万円)の罰金刑が科せられた」と報じた。

最初に事件が発生したのは昨年9月16日に行われたチャンピオンズリーグのルドゴレツ戦であり、そこでアンフィールドを訪れたナイジェル・ウィルソン被告は上空にドローンを飛ばしていた。

その際には拘束されてはいなかったとのことだが、その後10月18日のマンチェスター・シティ対トッテナム・ホットスパーの試合でもエティハド・スタジアムの駐車場から撮影を行っていたという。

後の調べによれば9月23日のダービー対レディング、9月27日のアーセナル対トッテナム・ホットスパーなども含め、9つの競技場でドローンを飛行させて撮影していたことが明らかになっている。

これらの行為によって彼はこれまでロンドンで2度逮捕されており、ドローン自体も没収されていたとのこと。

ナイジェル・ウィルソン被告はこのドローンで今日事情を上空から撮影し、その映像を自身のYoutubeチャンネルにアップロードしていた。ユーザーからは「違法ではないか」という声が相次いだものの投稿を続けており、最終的には告訴されることになった。

いくつかの罪については証拠不十分となったが、ナイジェル・ウィルソン被告に対しては航空法違反で1800ポンドの罰金が科せられることになった。

現在日本でも大きな問題の1つとなっているドローン。有用なデバイスではあるが、一般のユーザーが手に入れやすい上、現行の法律に抵触しやすいものとなっており、各地で新たな規制の必要性が叫ばれている。

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