ついに開幕を迎えた2015-16シーズンのUEFAチャンピオンズリーグ。昨季王者のバルセロナはローマと対戦し、1-1の引き分けで開幕戦を終えた。
この試合で話題になったのが、バルサの失点。前に出ていたGKマーク=アンドレ・テア・シュテーゲンが相手MFアレッサンドロ・フロレンツィに45メートルもの超ロングシュートを決められてしまったのだ。
Once again, Marc-Andre ter Stegen was beaten from 50-plus yards out. @dermotmcorrigan: http://t.co/Z1YzoM8Rc1 pic.twitter.com/5CfmIhAhyh
— ESPN FC (@ESPNFC) 2015, 9月 16
テア・シュテーゲンは先日のアスレティック・ビルバオ戦でも同じような形で失点している。
ただ、ルイス・エンリケ監督はこれらの失点についてテア・シュテーゲンのミスではなく、自分の責任だと述べたという。『ESPC』が伝えている。
ルイス・エンリケ(バルセロナ監督)
「(フロレンツィは)いい選手だが、かなりラッキーだった。一か八かでやって、ゴールが決まった。彼はよくやったが、これは我々の守備スタイルによる問題だ。
あのゴールは私に責任がある。GKたちにはあのようにプレーしろと伝えている。だが、我々に対しあのようなゴールをまた決める者は誰もいないだろうと賭けてもいい」
つまり、守備戦術としてGKにも高いラインどりを求めており、テア・シュテーゲンはそれに従ったまで、として守護神を庇ったようだ。
もちろんチーム戦術に従いつつその場で選手自身が判断する必要はあるだろう。ただ、チームとしてそういうリスクを元々負っているんだとエンリケは強調したかったのかもしれない。