今季、ボルシアMGからバルセロナへと移籍したドイツ人GK、マーク=アンドレ・テア・シュテーゲン。

まだ23歳と若いが、1vs1に強いシュートストップと抜群の精度を誇るキックなどを兼ね備えたモダンなGKである。リーガではクラウディオ・ブラボが正GKとして起用されているものの、コパ・デル・レイとUEFAチャンピオンズリーグの舞台ではゴールマウスを任されており、さすがというところを見せている。

あのマヌエル・ノイアーも「テア・シュテーゲンは素晴らしいキーパーだ。ゲーム(の流れ)をよく読むことができる」と絶賛するほどである。

そのテア・シュテーゲンといえば、ドイツ時代から足元の技術も高く評価されてきた。だからこそバルサが獲得に乗り出したわけで、その卓越した能力がよく分かる映像があったので紹介。

収められているのは、彼のディストリビューション(ここでは、ボールを保持してからの配球というような意味合い)をまとめたもの。

少し長いが、3分すぎから本領発揮

左右両足でショート・ミドル・ロングのキックを見事に蹴り分けている。寄せられても慌てない落ち着きと視野も素晴らしい。そして、相当な自信を持っていることも見て取れる。

これだけ技術があればDF陣は安心して預けられるだろうし、相手にとっては寄せないと前線へ精度の高いボールを入れられてしまうため厄介極まりないといえそうだ。

彼の経歴・評価などをより詳しく知りたい方はバルセロナの選手名鑑をチェック!

【厳選Qoly】この冬、Jリーグにやって来るかもしれない外国人選手たち(2024-25年/MF・DF・GK編)