プレミアリーグ第6節で実現したチェルシーとアーセナルのロンドンダービー。白熱の一戦は2-0でチェルシーに軍配が上がった。
アーセナルが2人の退場者を出した試合で、話題を集めたのがジエゴ・コスタとガブリエウとのやり合い。
Rio Ferdinand labels Diego Costa a "petulant baby" and a "liability" after Gabriel red card http://t.co/dCEsV0O0mY pic.twitter.com/SOgM8A9izu
— Mirror Football (@MirrorFootball) 2015, 9月 19
ピッチ上で掴み合いを演じていた両者にイエローカードが提示された後、ガブリエウが足でコスタを蹴ったとしてマイク・ディーン主審は退場を言い渡した。
試合後、アーセナルのヴェンゲル監督は「マイク・ディーンの決定はまったく理解できない。退場にしたことではない。なぜジエゴ・コスタはピッチに居続けたのか?ガブリエウの退場はOKだ、受け入れるよ。彼はやり返してはならなかった」などと語り、不満げだったという。
あれだけやっておいて実はファウル数がゼロだったというジエゴ・コスタとガブリエウは実はこれ以前にもいさかいがあった。
両者がそれぞれアトレティコ・マドリーとビジャレアルに所属していた2013年11月、エル・マドリガルでの一戦でこんなことがあったそう。
コスタはガブリエウのお腹にエルボー!コスタにとっては“普通”の範疇に入る行為だったが、ガブリエウは大袈裟に倒れ込んでいた。なお、この試合で2人にカードは出されていない。
そして、ガブリエウにとって実はこの日がエル・マドリガルでのデビュー戦でもあった。当時は「かなりタフだったよ。偉大な選手とのすごい決闘だった。ジエゴ・コスタは偉大な選手だ。南米の選手としてとてもハードワークをするし、止めるのはかなり難しい」と語っていたガブリエウ。
同じブラジル出身の先輩から洗礼を受けた形であったが、それから2年が経ち今回は我慢ならなかったのかもしれない…。