『Mirror』は「かつてイングランド代表として活躍したアラン・シアラー氏は、ジエゴ・コスタをストリートファイターだと評した」と報じた。
先日行われたチェルシー対アーセナルでガブリエウ・パウリスタを退場に追い込んだジエゴ・コスタに対しては、イングランドサッカー協会が処罰を検討するなど大きな余波が広がっており、論争もやまない状況となっている。
同じプレミアリーグで活躍したシアラー氏は『The Sun』に以下のように書き、ジエゴ・コスタはストリートファイターのような存在だと話した。
アラン・シアラー
「私は、ジエゴ・コスタは対戦するよりも自分のチームにいて欲しい選手だね。彼はストリートファイターだ。
彼のプレースタイルのファンなので、私はジエゴ・コスタの攻撃性を抑制するようなことはしたくはないね。
しかし、彼はもう少し賢くプレーする必要があるね。なぜなら、レフェリーは彼を警戒して、同情もしてくれないだろうからね」
また、なんとも偶然なことにかつてアーセナルの伝説的なセンターバックとして知られたマーティン・キーオン氏は『Daily Mail』に対して以下のように話し、シアラーと同じように格闘技に例えている。
マーティン・キーオン
「ジエゴ・コスタは闇武術の黒帯を持っているようだね。彼は試合をやるのと同時に、対面する相手と戦っている。絶えずディフェンダーを突き、そのリアクションを図っている。
彼は最初から彼らと衝突している。引っ掻き、囁く。何を言えば良いかも分かっている。マッチョで、一人でも決して臆することなく、引き下がらない。
ジエゴ・コスタはディフェンダーと対戦し、出来るだけ早くマークしている相手を衝突する。そして、数分後には相手の反応を引き出すか、あるいは必然的な報復行為を引き出してくる。
そして彼はレフェリーの元へと一目散に走り、イメージ上のカードを振りかざし、人々を困らせようとする。
彼はギリギリの勝負をしているが、彼はその試合をパーフェクトにやり尽くしている。そして毎週のようにディフェンダーを試している。ディフェンダーの反応を求め、退場させるチャンスを狙っているんだ」