ゼニトのブラジル代表FWフッキが、地元サンクトペテルブルクのメインストリートであるネフスキー大通りでダンスを踊り、歌を歌う様子が公開されている。
車通りも激しい通りで世界的な大ヒットナンバー『Ai Se Eu Te Pego』を陽気に踊るフッキ。その後、1人の少年にユニフォームをプレゼントし、彼の肩に手をまわしてインタビューに答えていた。
彼の名前はアルチョムくん。急性リンパ性白血病を患っており、骨髄移植が必要だという。そんな彼に対する支援の呼びかけが今年1月に行われ、そこでフッキはもし100万ルーブル(181.8万円)以上の寄付が集まれば、ネフスキー大通りで歌い踊ると約束していたのだ。
寄付金は最終的に133万5461ルーブル(242.8万円)に達したそうで、フッキはこのほどその約束を果たしたというわけ。この資金はアルチョムくんの治療のために使われるそうだ。