9月28日、『Al Arabiya』は「過去数年の間、イランの女子サッカー代表チームに8名の男子選手がいたと暴露された」と報じた。

この情報を明らかにしたのはサッカー協会の関係者であるというムジタバ・シャリフィ氏。ジャーナリストクラブ主催の記者会見ではこの数年で8名の男子選手が性転換手術を終えていない段階で女子代表に入っていたと話したという。

なお、これらの選手についての名前は明かされておらず、最終的にキャリアを終えた際にどちらの性別であったかも定かにはなっていない。

彼女ら(彼ら?)は完全に女性になる前の段階で代表チームの一員としてプレーし、ヒジャブ(スカーフ)で身元を隠してしたとのことである。

イランではイスラム教でありながら性別を変更することが認められている数少ない国で、手術も盛んであることで知られる。

2014年にも性別の検査によって4名の女子選手が男性であることが発覚しており、彼らについても手術が終了すれば女子としての資格を得られることになっている。

ムジタバ・シャリフィ氏はこのイランの状況を「完全に非論理的なスキャンダルである」と告発したものの、イランサッカー連盟から任意のコメントは発表されておらず、主張の内容の真偽についてもまだ定かにはなっていない。

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