10月3日、『Gazzetta dello Sport』は「イタリア・セリエAのユヴェントスは、心臓の手術を受けたスイス代表DFシュテファン・リヒトシュタイナーの代役として、アーセナルのフランス代表DFマテュー・ドゥビュシを獲得することを検討している」と報じた。
フロジノーネ戦で呼吸障害を起こして交代を余儀なくされ、その後の検査で心臓の不整脈が明らかになったシュテファン・リヒトシュタイナー。
今後のキャリアを考えて手術に踏み切ることを決断し、早くても11月半ばまで離脱。もし合併症などを抱えてしまった場合はさらに長くなると考えられており、ユヴェントスは万が一のことを考えて代役の獲得を検討しているという。
そして、そのターゲットがアーセナルに所属しているフランス代表DFマテュー・ドゥビュシであるとのことだ。
2014年にニューカッスルからアーセナルに加入したドゥビュシは、加入後すぐにレギュラーに定着したものの、怪我をきっかけにエクトル・ベジェリンにポジションを奪われてしまい、出場機会を失った。
その結果としてフランス代表でもメンバーから外れてしまっており、EURO2016のことを考えれば厳しい状況となっている。
契約は2018年まで残っているものの、『L'Equipe』のインタビューに対しては「このような状況が続くのならば考えなければいけない」と話しており、ユヴェントスへの移籍を考慮する可能性もあると推測されている。