10月5日、『La Repubblica』は「ACミランは、シニシャ・ミハイロヴィッチ監督を解任することを考えている」と報じた。

日曜日に行われたナポリ戦では、ホームで0-4という屈辱的な敗戦を喫したミラン。

記事によれば、試合後にはシニシャ・ミハイロヴィッチ監督がアドリアーノ・ガッリアーニCEOと長く会談を行っていたとのこと。CEOとベルルスコーニ会長とも話し合いが行われているという。

今夏サンプドリアからミランへと移ってきたばかりのミハイロヴィッチ監督に対し、チーム内からの風当たりも強くなっていると考えられており、すでに後任もリストアップされているようだ。

有力な候補は前パルマ監督のロベルト・ドナドーニ氏、あるいは前ゼニト・サンクトペテルブルクのルチアーノ・スパレッティ氏らが挙げられている。

ただ、一つ問題として考えられるのは給与である。

ACミランはこの数年間監督をコロコロと替えてきたため、現在クラレンス・セードルフ氏、フィリッポ・インザーギ氏、さらにシニシャ・ミハイロヴィッチ氏と3人の給与を同時に支払っている状況にある。

これでさらにミハイロヴィッチ監督を解任するのであれば、セリエAで唯一4人の監督へ同時に給与を支払う状況になるが……

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