サッカー界はインターナショナルマッチウィークに突入し、各地で代表戦が行われている。

日本代表は8日、2018年ロシアW杯・アジア2次予選でシリア代表と中立地のオマーンで対戦し、本田圭佑、岡崎慎司、宇佐美貴史のゴールで3-0と勝利した。初招集で注目を集めた南野拓実は残念ながら出番を得られなかったが、13日のイラン戦は親善試合のため出場機会があるかもしれない。

さて、その南野を代表に送り出したオーストリアのレッドブル・ザルツブルクは同日、ドイツ2部のグロイター・ヒュルトと練習試合を行ったのだが、この一戦にFCリーフェリンク所属の奥川雅也もザルツブルクの一員として先発出場を果たしている。

画像は横向きで奥川は左サイドに配置

奥川は今夏、J2・京都サンガからオーストリアの強豪レッドブル・ザルツブルクへ完全移籍し、そのまま同2部のリーフェリンクへ貸し出された。

ザルツブルクの実質2軍であるリーフェリンクに在籍する選手は、ザルツブルクの公式戦に出場することが可能だ。今回は代表選手を欠くこともあって奥川にお呼びがかかったのではないかと思われるが、主将ジョナタン・ソリアーノも先発した試合でフル出場している。

奥川はリーフェリンクで定期的に出場機会を与えられ、8月には初ゴールを決めた。ただポジションが違うとはいえ、同じ1996年生まれの韓国人FWファン・ヒチャンはここまで6ゴールを記録しており、同年代には既にトップチームの公式戦に出場している選手もいる。

19歳といえど競争の激しいクラブで悠長に構えている時間はない。目に見える結果を残し、1日でも早くザルツブルクで試合に出場できるよう期待したいところだ。

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