ジョナサン・バーネット
(ステラー・グループ所属代理人)

「(大きな金額を稼いでおり、近年エージェントは『ピンハネしている』と中傷の対象にもなっている)

オフィスでラクダのコートを着て葉巻を吹かしているような人は誰も知らないよ。

試合から金を抜き取っている? 経営者は試合から金を取り出していないのか? 彼らは報酬を貰っていないのか?

サッカークラブの経営者は年200~300万ポンド(およそ3.7~5.5億円)を貰っている人々がいる。彼らが儲けすぎているとは思わない。

聞いてくれ。1966年に我々はワールドカップに勝利した。我々の最も素晴らしい瞬間だった。そして、その11人は誰も代理人を持っていなかった。

彼らを世話していたのはクラブだった。そして、選手達は生きるための金を得るためにシャツを売らなければならなかった。

私と共に働いている選手には、パブを経営する必要はなく、学者のマネをするためにテレビに近づく必要もないことを確信している。

彼らの人生には気を配っている。私の人生にもまた気を配っている」

「(ギャレス・ベイルとクリスティアーノ・ロナウドの関係について)

彼らは毎晩共に食事を摂るような仲ではない。しかし、上手くやっている。憎悪はそこにはない。

ギャレスは静かな男であり、彼らは正反対の性格だ。しかし、ロナウドから学ぶことはあるだろう。それはお互いにも。

とはいえ、彼は彼自身の人生を望んでいる。そしてギャレスはそれを送っていく。彼は偉大なサッカー選手であり、それ以上のことを望んでいない。

彼はいくらかの保証はもう持っているが、彼の人生は世界最高の選手になるためにある。

ギャレスは世界最高のモデルになりたいとも思っていないし、下着販売員になりたいとも思っていない。それは彼ではない」

【次ページ】「アーセナルが約束を破らなければ、アシュリー・コールは移籍しなかった」