12日、ウクライナとのEURO2016予選の最終節を戦ったスペイン。

ウクライナに11本のシュートを許しながらもダビド・デ・ヘアが超人的な反応でゴールを防ぎ、追加招集となったマリオ・ガスパールが代表初得点をあげ、試合はスペインが1-0と勝利している。

さて、そんなスペインといえば“ティキ・タカ”とも言われるリズムあるパスワークが代名詞でもあるが、この試合でもそんなプレーがあった。パスワークの中心にいたのは、これからのスペイン代表を引っ張っていくであろう2人のテクニシャン、イスコとティアゴ・アルカンタラだ。

1-0とリードした後半、コーナーキックを獲得したスペインはイスコがコーナーフラッグに向かい、ショートコーナーでリスタートさせる。

これをティアゴが受け取ると一度セスク・ファブレガスへとボールはわたり、再びティアゴのもとへ。

タッチライン際でボールを持ったティアゴは足の裏を使ったテクニックで相手選手をかわし、イスコとのワンツーでペナルティエリア内へと侵入!

そして再びノリートとのパス交換でさらに相手陣内深くへと侵入すると、中で待っていた味方選手に決定的なパスを送る。

結局パコ・アルカセルのシュートは相手GKに弾かれ、ミケル・サン・ホセのゴールもファールのため(?)認められなかったが、スペイン代表らしいリズミカルなパスワークは健在であった。

それにしても、イスコのヒールがセクシー!

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