13日、『Calciomercato』は「イングランド・プレミアリーグのトッテナム・ホットスパーが、ユヴェントスのスポーツディレクターを務めているファビオ・パラティーチ氏を引き抜こうとしていた」と報じた。

ファビオ・パラティーチ氏は1972年生まれの43歳。選手としてはフィオレンティーナやパレルモで多少プレーした程度で実績は乏しいものの、引退後にフロントとして才能が開花した。

2004年に引退後はジュゼッペ・マロッタ氏に誘われてサンプドリアのチーフスカウトとなり、辣腕を振るう。

2010年にはマロッタ氏と共にユヴェントスへと移り、スポーツディレクターと技術部門のチーフを務めることになった。

近年イタリアのみならずヨーロッパ全土にも影響力を広げているユヴェントスの成長を支えた人物の一人でもある。

トッテナム・ホットスパーは、フランコ・バルディーニ氏の後釜として昨年夏から数週間前までパラティーチ氏の引き抜きを画策しており、オファーを送っていたという。

その提示額は最終的にはかなりの昇給になるものであったとのことだが、パラティーチ氏はそれらのオファーを全て拒否し、ユヴェントスに残ることを決断しているようだ。

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