トッテナムが、ヘントFWローラン・デポワトルを視察していると、英国『Telegraph』が伝えている。

この夏トッテナムは、WBAに所属するサイード・ベラヒーノ獲得を目指しオファーを送っていたとされている。結局獲得は失敗に終わったのだが、トッテナムはこの1月にも再びWBAに対して新規オファーを送ることになるという。

しかし、ベラヒーノは人気銘柄であると同時にWBAにとっても貴重な戦力である。1月の移籍市場でトッテナムが必ずこの獲得レースを制するという保証はないのだ。

そこでトッテナムはベラヒーノの獲得の代わりとなる選手もリストアップしているようで、ヘントで活躍するFWローラン・デポワトルに目をつけているのだそうだ。

デポワトルは1988年12月7日生まれの26歳。身長191cmと大柄であり、同紙は「クリスティアン・ベンテケのスタイルと比較される」と紹介している。

2014年夏にオーステンデからヘンクへと移籍したデポワトルは、2014-15シーズンに13得点をあげヘンクのリーグ優勝に貢献した。チームは今季UEFAチャンピオンズリーグへと出場しており、ここまでリーグ戦でも7試合4得点と好調を維持。そして今月に行われるEURO予選に向けたベルギー代表に初めて招集されたのだ。

デビュー戦となるアンドラ戦で初ゴールを記録したデポワトル。

記事によれば、ヘントはデポワトルを売却する意思はないようなのだが、特にCLのグループステージで敗退した際には、700万ポンド(およそ12億円)ものオファーが届けば断ることは難しいだろう、と伝えている。

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