14日、『BT Sports』は「マンチェスター・ユナイテッドに所属している元スペイン代表GKビクトル・バルデスの代理人は、1月にチームを離れる方針であることを明らかにしている」と報じた。
昨年夏にバルセロナを退団したビクトル・バルデスは、膝の怪我の影響によってモナコへの移籍が実現せず、半年の無所属期間を経てマンチェスター・ユナイテッドに入団した。
しかし彼を練習に招待した張本人であるルイス・ファン・ハール監督は、ビクトル・バルデスをほとんど起用することなく、僅か2試合しか出番を与えなかった。
さらに今夏は監督が「彼はU-21チームでの練習を拒否した」と名指しで批判するなど両者の確執も明らかになり、バルデスは背番号を与えられていないばかりか、トップチームと隔離されていると言われている。
『MARCA』のラジオに出演したビクトル・バルデスの代理人ヒネス・カルバハル氏は、1月にチームを離れる可能性が高いと話すと共に、スペインには行かない方針を明らかにしている。
ヒネス・カルバハル
(ビクトル・バルデスの代理人)
「彼は1月にプレーするチャンスを得ることになるだろう。何処に行くとしてもね。彼自身が正しいと思える場所に行くことが必要だ。
彼はスペインに戻りたいとは思っていない。本人が考えを変えない限りはね」
なお、ビクトル・バルデスの獲得に乗り出しているのはティム・クルルを怪我で失ったニューカッスル・ユナイテッドではないかと言われている。
以前はチェルシー、リヴァプールと行ったところとも接触があると報じられていたが、そのあたりには続報はない。