16日、『BBC』は「イングランド・プレミアリーグのアーセナルで監督を務めているアーセン・ヴェンゲル氏は、ウォルコットが中央でプレーできると信じていたと話した」と報じた。
今夏のマーケットでペトル・チェフを獲得したものの、その一方でフィールドプレイヤーを一人も引き入れなかったアーセナル。
その中でもセンターフォワードを取らなかったことについては多くの疑問が投げかけられ、ジルーの不調とウェルベックの怪我も重なるなど不運も続いた。
しかしそこで起用されたセオ・ウォルコットが活躍を見せ、怪我の功名ともいえる前線の機能性を手に入れた。
これらの件についてヴェンゲル監督は「私はセオを信じていた」と話し、信念を選手に示すことが必要なのだと語った。
アーセン・ヴェンゲル
(アーセナル監督)
「セオ(・ウォルコット)は、センターフォワードのポジションで常に危険なように見える。
彼の動きのクオリティは傑出しているし、再びフィニッシュの感覚も見つけ出したようだ。
私はセオがセンターフォワードでプレーできると信じていた。しかし、シーズンの開始時には、私はあらゆる人々から疑問を持たれていたんだ。
『なぜセンターフォワードを獲得しないのだ?とね。
だから、時に強い信念を持つ必要があり、それを選手達に見せなければならないのだ。このポジションでプレー出来ると信じさせるためにね」