リヴァプールでの初戦を終えたユルゲン・クロップ監督。トッテナムとの一戦は0-0という結果だったが、走行距離とスプリント数でシーズン最高の値を記録するなど、今後への兆しを覗かせた。

このデータやドルトムント時代からのスタイルからも分かる通り、彼のチームは選手にハードワークを求める。そんなクロップが「完全」と評価する選手がいたと『Sky Sports』が伝えている。

ユルゲン・クロップ(リヴァプール監督)

「彼らに魔法の粉を振りかける必要はない。彼らはプレーの仕方を分かっている。我々にはそれができる状況を作る必要があるのみだ」

「フィリペ・コウチーニョ?彼は今日よりもいいフットボールができると思わないかい?もちろんできるさ。

ルーカス(レイヴァ)?彼は右でも左でもボールを蹴れると思わないかい?もちろんできるさ。

エムレ・ジャン?走ることと、パスすることの間を学んでいる?彼なら習得できる。

ミルナー?完全なフットボール選手であり、パーフェクトなプロフェッショナルだ。

私が技術面を教える必要があるか?彼らは分かっているよ。彼らがそれを見せられるよう全体で手助けすることが必要なんだ」

独特な言い回しで選手たちの可能性に触れたというクロップ。そのなかで、“完全かつ完璧”として評価されていたのは、MFジェームズ・ミルナーであった。

彼については前任者であるブレンダン・ロジャーズもそのプロフェッショナルな姿勢を高く評価していた。そして、スパーズ戦ではピッチ上の誰よりも走っていたことがデータ上からも証明されている

クロップとミルナー、今後のリヴァプールの鍵になるかもしれない。

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