リヴァプールでの初戦を終えたユルゲン・クロップ監督。トッテナムとの一戦は0-0という結果だったが、走行距離とスプリント数でシーズン最高の値を記録するなど、今後への兆しを覗かせた。
"The complete football player, the perfect professional." Someone's impressed Jurgen Klopp: http://t.co/Ei51lUzUFc pic.twitter.com/wctG5bnhiy
— Sky Sports Football (@SkyFootball) 2015, 10月 19
このデータやドルトムント時代からのスタイルからも分かる通り、彼のチームは選手にハードワークを求める。そんなクロップが「完全」と評価する選手がいたと『Sky Sports』が伝えている。
ユルゲン・クロップ(リヴァプール監督)
「彼らに魔法の粉を振りかける必要はない。彼らはプレーの仕方を分かっている。我々にはそれができる状況を作る必要があるのみだ」
「フィリペ・コウチーニョ?彼は今日よりもいいフットボールができると思わないかい?もちろんできるさ。
ルーカス(レイヴァ)?彼は右でも左でもボールを蹴れると思わないかい?もちろんできるさ。
エムレ・ジャン?走ることと、パスすることの間を学んでいる?彼なら習得できる。
ミルナー?完全なフットボール選手であり、パーフェクトなプロフェッショナルだ。
私が技術面を教える必要があるか?彼らは分かっているよ。彼らがそれを見せられるよう全体で手助けすることが必要なんだ」
独特な言い回しで選手たちの可能性に触れたというクロップ。そのなかで、“完全かつ完璧”として評価されていたのは、MFジェームズ・ミルナーであった。
彼については前任者であるブレンダン・ロジャーズもそのプロフェッショナルな姿勢を高く評価していた。そして、スパーズ戦ではピッチ上の誰よりも走っていたことがデータ上からも証明されている。
クロップとミルナー、今後のリヴァプールの鍵になるかもしれない。