本日ボルシアMGとのチャンピオンズリーグ・グループリーグ第3節を控えているユヴェントス。セリエAでは苦戦しているが、欧州ではここまで2連勝を達成しており、好調である。
そして、本日の試合で注目されるのが二つの数字。その両方を叩き出していたのが、ユヴェントスの伝説アレッサンドロ・デル・ピエロである。
その一つは、欧州チャンピオンズリーグでの連続得点記録だ。デル・ピエロは1995-96シーズンのグループリーグ、そして決勝トーナメントのステアウア・ブカレスト戦にかけて5試合連続ゴールを達成していた。
それに現在肉薄しているのが、アルバロ・モラタだ。
彼は5月5日に行われたレアル・マドリー戦でゴールを決めて以来、デル・ピエロと並ぶ5試合連続ゴール中。ボルシアMG戦でネットを揺らせば、20年ぶりの記録更新となる。
そしてもう1つは、ユヴェントスでの出場時間記録である。
デル・ピエロは1993年から2012年まで19シーズンに渡って705試合に出場し、プレー時間は4万8867分。
そこに近づいているのは守護神ジャンルイージ・ブッフォン。試合数ではまだ535試合と差を付けられてはいるが、出場時間は4万8794分となっている。
つまりボルシアMG戦で73分プレーすることになれば、デル・ピエロの記録を更新することとなる。
3連勝がかかった今日の試合。ユヴェントスにとってはそれ以外でも歴史に残る90分になるかもしれない。