10月10日、『Corriere dello Sport』は「解説者を務めている元イタリア代表FWアレッサンドロ・デル・ピエロは、指導者への転身も考えていることを明かした」と報じた。
昨年インディアン・スーパーリーグでプレーし、それが終了したあとはフリーエージェントになっているデル・ピエロ。現在はSkyでサッカー解説者を務めており、メディアで活躍している。
以前は指導者になる道は全く考えていないと話していたが、解説者を務める間に考えは少し変わってきているようだ。
また、他にも最も感銘を受けた仲間は誰かという問いや、彼のピントゥリッキオというあだ名に関する質問に対しては、なかなか興味深い返答を返している。
アレッサンドロ・デル・ピエロ
「(君は今放送局のSky Sportsで解説者をしているね。コーチになる気はない?)
3年前ならば、間違いなくNOと言っただろうね! 今それについて話せば、評価している状況にある。
それは複雑な仕事だ。ビジョンを持ってサッカーを体験する。魅力的な選択肢の一つになっているよ。
ただ、明確にしておきたいのは、私はまだ何の勉強も始めていない。ただ、以前は躊躇なしにNOと言っていたが、今は考慮の中に入っているんだ」
「(良いコーチが持っていなければならない特質とは何だと思いますか?)
僕は偉大な3人の監督と長く働いてきた。ファビオ・カペッロ、カルロ・アンチェロッティ、そしてマルチェロ・リッピ。特にマルチェロは、共にあらゆるものを勝ち取ってきた。スクデット、チャンピオンズリーグ、インターコンチネンタルカップ、そして世界でね。
彼らと一緒に働いてきて分かったのは、重要なのは大きな知性、謙虚さ、そして無限の忍耐だよ。そう確信している」