21日、リヴァプールの公式サイトはユルゲン・クロップ新監督の記者会見の模様を掲載した。
木曜日にヨーロッパリーグのルビン・カザン戦を控えているリヴァプール。就任から2試合目となるユルゲン・クロップ氏がその前日記者会見に臨んだ。
先週末のトッテナム戦ではチーム全体で116kmの走行距離を記録したものの、勝ち点3獲得には至らず。
メディアからはこの試合の内容が継続できるのかどうかという点に疑問も挙げられているが、クロップ氏はそれに対して以下のように話した。
ユルゲン・クロップ
(リヴァプール監督)
「最大の誤解は、この種のサッカーを毎試合続けることが可能なのかどうかと常に人々が尋ねることだ。
マインツで監督を始めたとき、彼らは毎回それを聞いてきた。その後、ドルトムントでも3日ごとに聞かれたよ。
それは、90分それを続ける必要はないということだ。もしボールを持っていれば、狂ったように走る必要もない。この種の守りで良い感触を得たいならば、やらなければならない。
もちろん、カウンターに向けたプレスという点でいえば、昨日のアーセナル対バイエルン・ミュンヘンを見ていれば分かるだろう。
バイエルンは70%ボールを支配したが、試合は2-0で落とした。それがフットボールというものだ」
「守備的なプレーをしたアーセナルを見たのは初めてかもしれない。彼らの組織は非常に規律があり、良いプランを持って望んでいた。そして試合に勝ったんだ。
我々もプランを必要としているし、それをやろうとしているわけだが、我々は成功を収めるために毎試合150km走る必要はないんだ。各様の準備を整えなければいけない」